北山宏光、美形にしか興味がなかった私にナニシタ

美形にしか興味ない私の文章力をアップさせようという目的のブログです。

【名盤】今さらtouchについて語る【青春補正】

以前ちらりと触れたことがありますが、Yahooから検索してこちらのブログに来ていただくとアクセスログが残ってどんな単語で調べたか残るんです。

で、結構面白い検索ワードで引っかかったようなのもあって色々笑わせてもらってます。

その中で最近あったのが「高卒ショート 欲しい球団」

 

 

ごめんなさい。そんなこと書いてない。

 

 

 

 

どんな方が検索してその結果何の記事に辿りついたのか謎だけど、役に立ててるといいなあ。*1

 

 

さて表題の件。

はてなブログってすごく文章の上手な方が多くて暇があれば色々なブログを巡回してるんですが、4人になってからのNEWSのファンですみたいな人が結構な人数いらっしゃるなと。

私は元々NEWSデビュー前からの山下智久さんのファンなので、デビュー当時からNEWS脱退前まではよくNEWSを聞いていました。

アルバムも3枚持っているんですが、もう圧倒的に1stのtouchがダイスキデス。

もちろん好きなグループのアルバムだから聞いたよという人も多いでしょうが、4人になったNEWSの曲しか聞いてないよって人にもぜひ聞いていただきたく記事を書いてみました。*2

音楽は大して詳しくないのでたいしたことは書けませんが、とりあえず頑張ってみる。

 

 

まず私が思うtouchの魅力について。

①楽曲の若々しさ

このCDが出た頃。

今の若い方はご存じないかもしれませんが、今のようにiPod等はなかったのでMDで音楽を持ち歩いてました。*3

1枚のMDにアルバムが一枚入るぐらいの容量なので、私は毎日touchと書いたオレンジ色のMDを聞いていました。

私の思い出はどうでもいいんですが、MDはとにかくアルバム一枚しか入らないので、ひたすらtouchを繰り返して聞き込んでました。途中で飽きてきたからと言ってほかのアルバム聞こうとかボタン一つでできないのがMDの不便だけどいいところ。

そんなわけでとにかくtouchワールド漬けなのがしばらく続いていたのです。

青春時代のあるときはずっとこれだったので、このアルバムが大好きなのはかなり青春補正がある可能性があるのだけれど笑

このアルバムを通しで聞くととにかく若い!!!

アルバム発売当時平均年齢18.3歳*4の少年たちの1stアルバムに相応しい爽やかさ、勢いに溢れています。

バレーボール大会応援歌になっていた「NEWSニッポン」「希望~YELL~」が爽やかなことはもちろん、十代の男の子にしか歌えないであろう爽やかな曲がちりばめられていて、スポーツイベントをきっかけにデビューしたグループのイメージを形作るよう丁寧に作られた楽曲たちが、前途明るい少年たちの船出を祝うように感じられます。*5

本当に驚くほど捨て曲もないのがすごい。最初から最後まで。

そんな彼らのtouch聞いてみませんか?

 

 

②楽曲の多様さ

上でアイドルソングが多いなんて書いたんですけど、結構事務所が力入れて作ったんだろうなって思うのが、ケツメイシに曲書いてもらってたり、PE'Zに編曲依頼してたりするところ。

今の若い子たちはケツメイシなんておじさんじゃないかと思うかもしれないけど、当時はものすごく人気があったし、未だに青春の1ページを彩った曲アンケートを同世代に取ったら確実に数曲はランクインしてくると思う。

PE'Zもすごくジャジーな曲が多かったりするし、私は聞いたことないのだけどスクービードゥーというバンドに楽曲をもらっていたり。

他のグループのことはそれほど詳しくないのでなんとも言えないけれど、NEWS結成当初のルールで「NEWS自体は9人グループだけど仕事によってメンバーを選抜していきます(スポーツのレギュラーと控えに例えて)」っていうのがあって、アルバムの中にユニット曲があったりするのも割と新しかったのではないかと思う。

まだ名前はついていないけどテゴマス曲があったり、旧K.K.Kitty曲(増田君が入っているけど)があったり、関西二人の曲が合ったりして面白い。

個人的にはもう少しいろいろ混ぜてみても楽しかったのではないかと思うけど、まあファーストアルバムなのであまり欲をかいてはいけないよね。

そんなバラエティに富んだtouch聞いてみませんか?

 

 

3.草野くんの活躍

touchを聞く上でこれだけは欠かせないのが草野くんの活躍。

結成当初の歌キャラは言わずもがな現在は人気バンドのボーカルをしている森内くんだった。圧倒的にうまかったもんなあ彼は。

なんだか写真が流出してそのまま「学業に専念したいため」みたいな理由を付けて彼はフェードアウトしていたんだよね。

そこでにわかに湧き上がる「リードボーカルは誰に?」問題。

もちろん一番人気のあったフロントマンである山下くんがおいしいところを歌ったり歌の冒頭を歌うことが多いのはもちろんなんだけど、それと同じくらい(?)いいところを持っていってるのが草野くんだった。

特にお気に入りなのは「きらめきの彼方へ」と「I.ZA.NA.I.ZU.KI」のソロ部分。彼の少しハスキーめな声とてもいいんです。*6

そんな草野くんのいるtouch聞いてみませんか?*7

 

 

さてプロローグ(?)で大分書いてしまったけれど、本当に一曲一曲に思い入れがあるので、一曲ごとに簡単に感想をば。

 

1.希望~YELL~

記念すべきメジャーデビュー曲。

この曲は本当にパワーを感じる曲でタイトル通りイントロから希望がつまっている感じがする。スポーツの応援歌だからっていうこともあるけれど、曲のキャッチーさ、爽やかさがアイドルにしか歌えない絶妙なポップスに仕上がっている。極上のアイドルソング。アルバムの一曲目に持ってきたのは本当に納得。ほかのグループでファーストアルバム一曲目がデビュー曲ってあんまり聞いたことがない気がする。*8それだけ一曲での完成度が高いしすごく気持ちを引き付けられるキャッチーさがある。

それだけじゃなくて途中でラップっぽいところを唐突にいれたあとに曲が急展開していく作りも好き。

幾千の星の夜を越えてYELLよ届け

僕がここで君を見てるから

ここの盛り上がりが最高。そしてこのフレーズの冒頭を歌うのも草野君。めも。

 

 

2.きらめきの彼方へ

爽やかという言葉以外が何一つ似合わないほどの爽やかポップス。*9

私はNEWSの曲の中でこの曲が一二を争うほど好きです。

上にも少し書いたけれど曲の冒頭草野君が歌っているパート大好きです。

さあ涙を拭いて明日へと出かけよう

抱え過ぎた荷物はそこに置いて 

ぐうアイドル!!!!!!

シングルカットされなかったのが謎なぐらいクオリティの高いアイドル曲。隠しておくのがもったいない!!!*10

 

3.紅く燃ゆる太陽

アイドルアイドルと来て少し毛色の違う曲がこれ。とにかく軽くて明るい二曲をつづけた後にこれを入れてるので少し引き締まる感じが良い。

この曲は正直それほど好きじゃないんだけど当時山Pのソロで結構叫ぶところがあって恥ずかしいだろうなあと思いながら見てた笑

 

4.I.ZA.NA.I.ZU.KI

NEWSの曲で一二を争う好きな曲が二曲目がこちら。ファーストアルバムから二曲ランクインですよ。もう。*11

5秒ほどの短いイントロは不穏さであったり不安感を漂わせていてぐっと引き込まれる。音が上がって下がるだけなのにもかかわず一気にここまでの世界観が変わるのが面白い。

サビの一部分を抜粋したようなフレーズのあとには月が妖しく光る夜を思わせるような印象的なメロ*12が4回繰り返されて歌に入る。この流れが私はとても好き。

この印象的なメロは一番と二番の間には使われず、二番が終わった後にもう一度出て来て一番盛り上がるフレーズへのブリッジになる。

増田君が優しく歌ったハーモニーをきかせながら歌った後に少しスパイシーな声の草野君がソロで歌い上げまたハーモニーに戻る流れは何度聞いても胸が熱くなる。

この曲も未だにNEWSで人気があるというのは納得。

シングル曲などになるテイストの曲ではないけれど、切なさ儚さが詰まっていて頭の中にすごく残るのでこういうのが隠れた名曲だと思う。

 

5.LOVE SONG

ここからソロ&ユニ曲コーナーへ。

LOVE SONGは少年倶楽部で披露したのをよく覚えてる。

こないだジャニーズヒストリーってラジオをやっているときにキンプリの誰かの思い出の一曲としてこの曲を上げてくれてすごく嬉しかった。

ちなみこのときの少年倶楽部を見過ぎたため未だに「二人の幸せな時間は」のところの歌い方の違いが気になって仕方ない。

一応「友達の話を聞いて作った歌だよ」って当時ごまかしていたけど、自分のことだっていいじゃない。と思っている。

アイドルだって恋愛するし、こんな超絶美しい男の子でさえ振られるんだなあってことが衝撃だし*13、そのあとに「君よりもいい女性(ひと)なんてもういない 今やっと気付いた」とか言っちゃってるのがうらやましすぎてたまらない。

本当に山Pって作曲できるの?と思ったこともあるけど、改めてアルバムの流れの中で聞いてみるとメロが単調だったりするのでやっぱりある程度は自分でやったのかなあと思う。

編曲のHIKARIさんは多分いろいろなジャニーズに曲提供している作曲家のHIKARIさんと同じだと思うんだけど、結構この方好きな曲多いです。

こちらに上げたV6のユメニアイニも作曲してました。*14

 

6.ずっと

テゴマスという名前が付く前のテゴマスソング。

当時から歌唱力売りをしていこうという考えが感じられるスローバラード。

すごくハーモニーが気持ちよくて好きです。

 

7.High Ten!

この曲大好きです。すごく王道ジャニーズアイドルポップス。

もっとねこの曲評価されてもいいと思うんだけど、もう三十路に差し掛かった彼らが歌って評価されるかどうかはかなり謎だからこのまま眠ってほしい曲でもある。笑

こういうアイドル以外が絶対に歌わないメロディの曲って最高。

リョーテ アゲテ タカク タタコウョ

というなぜかカタカナの歌詞が気になる上に「ょ」だけが小さい文字なのもツボ。

金田一少年なら隠された暗号を探るかもしれない*15

 

8.恋焼け

錦戸、手越、草野という当時の歌キャラ集合の歌。笑

けど曲とは裏腹に結構切ない歌詞なんだよね。

結構好きです。

 

9.疾走!Friday Night 

関西からの二人組が担当。

疾走!って名乗ってるけど本当に疾走感があります。スクービードゥーってグループが演奏も参加しているらしいのだけど聞いたことないです。すみません。笑

当時すでにバンドとかやってた関西の子たちに合わせてバンド曲にしたのかなあと思ってみたり。

 

10.Say Hello

上にあげた以前の記事でも書きました。この曲。

この記事を上げるにあたって調べたら編曲にPE'Zが関わってました。

ビッグバンド風でジャジーですごく面白い曲。大好き。

僕らは今世紀初頭をいかに飾ろうかな

すごく時代を感じる歌詞!!!笑

 人を嘘を罪を愛をそして君を認めることからはじまるってよく読むとすごく楽しいメロに集中しすぎて忘れてた。

とりあえず笑い合わないかって今の年になるとすごく大事だなあ。

 

11.チェリッシュ

この曲は非ヲタの人からもすごく評判良くて、「NEWSだったら一番好き」っていう人も多いかなって印象。

見つけたときは恋 今じゃ大きな愛 

っていう歌詞がとてもいい。

チェリッシュ自体は大切なものっていう意味らしいのだけれど、アイドルらしいラブソング。

メロディもやさしいし、LIVEの手の振りも楽しかったなあ(懐古)

 

12.柔らかなままで

この曲はケツメイシのRyojiさんが作った曲で、すごくケツメイシ感があって流れるように曲が進行していて肩の力が抜けるような曲。

本当に「柔らかなままで」というタイトルがマッチしているなあと思う。

歌詞については「ねえ、まさかと思うけど人数がどんどん減るの予知してたの?なんなの?」ってぐらい昔の仲間を懐古してるっていう。。。

共に過ごし少しだけ大人に

ここに過ごした日々胸の中に大事にしまいこんで

違う方へ 進む道の方向違っても

明日明後日も 時が経っても

君と去った街もあの笑顔も

忘れないだろう 薄れない過去

大切に僕の胸の中へ 

予言にもほどがある。

甘酸っぱい青春を肩の力を抜いて生きられるようになった人が振り返るような格好で進んでるイメージがすごく切ない。

そんな曲じゃないのにすごく切ない。

一聴の価値あり。

 

13.NEWSニッポン

実質的に最後の曲。

WESTもEASTも買ったし、毎日すごく聞いた。

この曲は確かピースのサインって曲とNEWSニッポンがくっついた曲だったみたいな作りだったと記憶。

歌番組とかだと最初が「NEWS奇跡起こせ」のところから始まることが多かったなあ。

この曲を聞くと未だに握手会に行ったあの日を思い出します。

握手会は鬼仕様でブースが5つあってどこにだれがいるかわからないみたいなものだったんだけど、「私ここのブースから山Pの匂いがする」という謎の嗅覚で引き当てたことは結構忘れられない思い出。

 

終わり方がちょっとドラマティックに持っていきすぎてそこが好きになれないけれど記念すべきデビュー曲。

 

おまけのところではチェリッシュのケツメイシremixが良い。

あんまりふつうはremixって聞かないんだけど、このremixはうまいことミックスされているのと、山Pのラップ部分が追加されていてまた新しい魅力が光る感じ。

ぜひ聞いてみてほしい。

 

あー語った語った。でもまだ気持ちを伝え切れた感がないのはきっと私の語彙力がないから。

4人のNEWS担当の人にも8人時代を知ってほしいし、その時代を知らなくても一緒に知った顔して懐古してほしい。あのころのNEWSもよかったねって。*16

旧メンバーを許すとか許さないとか少し前に流行っていたけど、もうそんなことは全部置いておいて、ただただこの素晴らしいアルバムを全てのNEWS担に愛でて欲しい。

古参も新規も8人時代好きも6人時代好きも4人時代好きも認めるところから全て始めてとりあえず愛でて欲しい。

今若い子たちもtouchを聞いて青春の一枚にしてくれたらいいなあ。とBBA心が暴走する夜でした。

 

 

touch(通常盤)

touch(通常盤)

 

 

*1:役に立っているはずない。もし検索していたのがドラフト指名待ちの高校球児だったら本当に申し訳ない。

*2:どの立場で言ってるのかはかなり謎

*3:MD知らない人はお父さんお母さんに聞こう

*4:わざわざ計算して出した。暇だなあ。

*5:まさか8年後に半分以下になるとも思わず…!!!笑

*6:私二階堂君の太めのハスキーな声も好きだからそういう声が好きなのかも。

*7:草野君のいるアルバムはマジでこれだけですよ!笑

*8:気だけじゃおさまりがつかず調べたところSMAP以降のグループでファーストアルバムの一曲目デビュー曲は1グループだけでした。ちなみにTOKIOのLOVE YOU ONLY。納得だなあ

*9:爽やかアイドルソングが嫌いなKAT-TUNファンの友人が全く刺さらないと言っていたので爽やかさにはお墨付き。

*10:制汗剤のCM曲だったから隠れていたかどうかはかなり謎

*11:ちなみに全く同じスタッフが手掛けている「君想フ夜」もかなり好き。

*12:もちろん全盛期のKAT-TUNが歩いているような夜感ではない。笑

*13:歌の内容的にはどう考えても浮気がばれて振られてるけど

*14:ほかにも同じV6の親愛なる君へとかSMAPのMistake!とか関ジャニ∞のEdenとかBJも好き。おススメです。

*15:檜山は村の生き残り from 墓場島殺人事件

*16:何の願望だよ