「黒崎くんの言いなりなんてならない」を見てきました
公開してから私のtwitter界隈で話題になっていました。
「黒崎くんの言いなりになんてならない」を見て参りました。
終わった今
全世界の人にありがとうを言いたい。
という謎の心持でとにかく興奮が冷めやらない!
映画館全体が興奮の渦に巻き込まれて、最近見たSTAR WARSの4DXを超えるうねりを体験できました。笑
その熱量をどうにか文章にして残しておきたいと思い、明日もはよからお仕事なのにも関わらずこうしてキーボードを叩いております。
ネタバレを含みますので、未鑑賞の方はお気を付けください。
主演の中島健人くんは今まではどちらかというとファンに優しいラブホリ王子様という印象が強かったのですが*1、信じられないほどのドSっぷりも思った以上にはまっていて新しい顔を見られたような気がして何故か嬉しくなりました。笑
普通に考えれば白河くんを選びたいと思ってしまいますが、非常に黒崎くんが魅力的に見えるように描かれていて映画館を出るころにはすっかりと黒崎君の虜になっておりました。
基本的に斜めの視線からにらみつけてるんだけど、ケンティ顎のライン綺麗ですね。
「黒崎くんの言いなりにしかなりたくない」と身体の奥底から私の何かが訴えています。未だに。笑
残念ながら昨年末にやっていたドラマの1話目を見逃してしまい*2、なんとなく2話目だけを見るのも気が進まずに未視聴のままでした。
どんな話なのかは直前の番組を少し見てなんとなくのストーリーしか分からないまま映画館に足を運んだくちです。
でもストーリーは本当に関係なかったです。笑
いい意味でトンチキで細かい心の描写とかは全くなくてとにかく勢いで完成させて萌えさせる映画でした。ですので事前の知識もいりません。*3黒崎くんがどうして由宇をこんなに好きなのかは一切説明はありません。笑
ストーリーが強引な分(?)とにかくアイドルが主演の少女漫画の実写映画とは思えないほどの映像のオンパレード!!!サービスショット満載です。
最初の15分でまず「そ、そんなことを!???ww」となります笑
友人2人と見に行ったので映画の途中で思わず目を合わせて声を殺して笑い合ったりかなり娯楽性の強い作品だなあと感じ、実際上映中もいろいろなところで笑いが漏れていました。こんなに会場がざわつく映画なんて初めて!笑
キャストのファンには堪らない、記憶に残る作品になっていたと思います。
キャストの方も実にはまっていて、主演の中島健人くんについてはすでに書きましたが、千葉雄大さんはアラサーとは思えないほどのキセキの顔面で、かつ少女漫画のいわゆる王子様を本当に見た目からしっかりと表現できてました。あとすんげー小顔。
小松菜奈ちゃんは独特なオーラのある雰囲気を持っているけれど、今回の映画ではコメディエンヌとしてとても魅力的なお芝居をしてました。表情の作り方、歩き方、走り方すべてがいわゆるイケてない感じで演技ってすごいなあと単純に。
菜奈ちゃんといえば我が神山下さんとも少女漫画の実写化をしていましたが、全くしゃべらない表情を変えないという役だとオーラが出過ぎてちょっと印象が強くなりすぎるので今回ぐらいはっちゃけている方がいいなあと思ってみたり。
また由宇の友人を演じていた高月彩良さんも18歳とは思えないほど大人っぽくて、由宇との女子の友情シーンではなんだか思わずほろりとしてしまいました。年かな。
あとは何といっても岸優太くん!!!!!!もうとにかくかわいいが詰まっていた。ジャニーズだけあってもちろん顔は整っているんだけど少しファニーフェイスなところが余計にかわいさを引き立たせていて、ストーリー全体にとてもいいリズムを作っていました。強火黒崎担で黒崎くんを遊園地に誘うシーンなんてどこのどの女子より乙女になってたり子供っぽかったり強がってみたりすべてがとにかくかわいかった。岸くんを売り込むための映画なんじゃ…?と疑うぐらいには魅力的な役でした。
印象に残ったシーンを少し。
いろいろなCMなどで使われていたお風呂のシーン。
のぼせた由宇ちゃんを黒崎くんが抱きかかえていくシーン。ケンティ王子ってあんなにいい身体しているのね…とお風呂の中でも感じましたが、グレーのシャツを着たケンティが逞しく由宇ちゃんを連れていくシーン。身もだえるほどの色気を感じましたw
そのあと部屋ですっぴんであることを恥ずかしがった由宇ちゃんに「どんなお前でもお前だろ?」と言う黒崎くん。
普段は酷いことばかり言われていても、とにかく自分に自信がなくて変わりたいと思っていたコンプレックスだらけの由宇ちゃんには「そのままでいいんだよ」と一番欲しい言葉をくれた黒崎くんに心を開かないはずがない。
そういうのに結局女子は弱いんだよなあと思いつつ、私も素直にキュンとしました。
次にピアノのシーン。
「黒崎くんがピアノを弾くときは言葉にならない想いを抱えているときだよ」と語られる非常に象徴的なシーン。
普段は目を見開いてドSなことしか言わない黒崎くんの心に触れるようなシーン。
使用した曲はドビュッシーの月の光。一人で物思いにふけったりするときに聞きたい静かでロマンチックな曲です。ピアノが弾ける男かっこいいしやっぱり美しい。
また黒崎くんと由宇がジムノペディを連弾するシーン。後ろから手を取ってピアノを弾くのってキスシーン以上になんだかエロい。
映画「ゴースト~ニューヨークの幻~」の最初のろくろ回しのシーンがなんだか色っぽく感じるのと同じ効果があるように感じました。
由宇に教えるのはいわゆるメロディの1フレーズだけなんだけど、入るシーンでまさかの指ぱっちんwwwwwwwここは友人とお腹を抱えて笑いましたwwwwww*4ただ結構映画館中「ええwww」という声が聞こえていたのでみなさん思うところは同じだったよう。笑
停電のシーン。
なぜか由宇と黒崎くんを置いていく白河くん。危ないに決まってるだろうが!!笑
こんなことを22歳の若いアイドルにやらせていいの?っていう素晴らしいシーンが出てきます。一緒に見に行った友人より「もう誰に見られたっていいから黒崎くんにはあのまま続けてほしかった。」とコメントが出ましたが同意過ぎて苦しい。笑
そして遊園地のシーン。
とにかく岸くんがかんわいい!!笑
友人の一人が岸くんが好きなので悶えまくってました。
行きの電車で「観覧車の頂上でキスするとそのカップルは結ばれるんだってwwww昭和かよwwwwwキスするんだから結ばれてるに決まってるだろwwwwwwww」とネタ振りをしっかりとやってくれます。黒崎くん興味なさそうだったのにしっかりそれを叶えちゃうのがかわいい。
ってか由宇が一人になるタイミングをいつから図っていたんだよ。
あとはトッポを食べるシーンがあるのですが、あれは映画館が大草原でした。w
あれは演技なの?演出なの?なんなの??笑
最後はこうとしか終わりようがないという今までの黒崎くんのツンがすべて解き放たれたかのような壮大なデレが見られます。
分かってはいますがその緩急を使われたら日ごろ仕事等々で干上がりそうなアラサーはもう胸キュンが止まらなくて悶え死にそうになりましたwありがとうありがとうケンティw
主題歌の「Make my day」も非常にイメージに合っていて、元々好きでしたがエンディングに聞いてさらに好きになりました。
今日の少クラで歌っててなんかちょっと得した気分^o^
CMなどで見ている以上にとっても面白い作品で、何度でも見たいと思わせるような魅力にあふれた作品でした。
単なるアイドル映画かなあと思っていたので、期待を裏切る面白さで見に行ってよかったなあと感じました。
友人と見に行くと本当に楽しいと思います。
うっかり映画が終わったころには「あーもうケンティかっこいい。もう担降りしそう」などとほざいていましたが一緒に見に行った友人の冷徹な「あのさー〇歳にもなって『黒崎出』はちょっと恥ずかしいからやめた方がいいんじゃない?」という一言で目が覚めました。友人と見に行ってよかったなあ。笑